【インタビュー】「表面的な肩書を超えて内面でつながりたい」看護師の哲学カフェ挑戦【おこめさん】

看護師として高齢者の方々に寄り添いながら、リベシティでは「猫部」の管理人として癒しの場を提供する——。そんな温かい心を持つおこめさんが、哲学カフェではファシリテーターとデザインの両方を担当されています。
今回は、「みんなの得意が融合する瞬間」を大切にしながら新たな挑戦を続けるおこめさんにお話をうかがいました。
🗣 インタビュー:おこめさん(インタビュアー:サヤン)
📅 実施日:6月某日
まずはお名前と、普段のご活動について教えてください。

おこめと申します。本業は看護師で、有料老人ホームで働いています。
リベシティでは「猫部」の管理人として、癒しのチャット運営に携わっています。
また、関西介護相談チャットにも参加していて、現場の知識やケースを学びながら活用しています。

看護師をされながら、リベシティでも幅広く活動されているんですね。
今回、哲学カフェに関わるようになったきっかけは何でしょうか?

エナクトさんとの地理的な近さと、前回のフェスでの協働がきっかけです。
実は自分自身で出店を検討したこともあったのですが、なかなか難しくて。
今回の哲学カフェなら「主体的に関わる」という目標を実現できると思い、参加を決意しました。

「主体的に関わる」というのは素敵な目標ですね。
今回の哲学カフェでは、どのような役割を担当されていますか?

当日はファシリテーターを予定しています。
準備面では、ロゴやHPのヘッダー、チラシなどのデザイン全般を担当しています。
Canvaを独学で習得したのですが、楽しみながら作成できています。
今後の副業化も少し意識しているんです。

ファシリテーターとデザインの両方を担当されるんですね!
看護師のお仕事をされながら、猫部の管理人もされて、さらに今回は哲学カフェでも活躍されて…本当に幅広く活動されていますね。
ファシリテーターとしては、どのようなテーマで話してみたいと思われますか?

「ペットと人間の関係」について話してみたいです。
「家族」か「所有物」かという価値観の違いや、命との向き合い方を深掘りしてみたいんです。
飼っている人、飼っていない人、それぞれの立場からの対話に意味があると考えています。

確かに、人によって動物との関係性は全然違いますね。
おこめさんから見た、お金の勉強フェスにおける哲学カフェの魅力は何でしょうか?

普段使わない脳みそが活性化される場所だと思います。
表面的な肩書や趣味ではなく、「内面」でつながれる対話の場なんです。
深い価値観を共有できる機会で、「集団お見合い」的な面白さもありますね。

「内面でつながる」という表現、とても印象的です。
最後に、今回の出店を通して得たい成長や気づきがあれば教えてください。

目標としては、Canvaを使ったデザインスキルを磨いて、将来的にはスキルマーケットに出せるレベルになりたいです。
特に「紙媒体」のデザインに興味があります。
そして願いとしては、前回のフェスのように「みんなの得意が融合する瞬間」をまた味わいたいです。
自分の限界を決めず、大きな目標に向かって主体的に取り組んでいきたいと思っています。

看護師として培った「人に寄り添う力」、猫部での「癒しの場作り」、そして哲学カフェでの「内面でつながる対話」——おこめさんの活動に一貫しているのは、人と人とのつながりを大切にする温かい想いです。
「ペットと人間の関係」というテーマへの関心からは、命あるものとの向き合い方について真摯に考える姿勢が感じられます。また、Canvaを独学で習得し、デザインスキルを磨きながら副業化も視野に入れる行動力は、多くの人にとって励みになるでしょう。
表面的な肩書きや趣味を超えて「内面」でつながる対話の場を大切にするおこめさんの哲学カフェは、きっと参加者の皆さんにとって新しい発見と深いつながりをもたらす特別な時間になることでしょう。自分の可能性を信じて挑戦し続けるおこめさんの今後の活動を、心から応援しています。