哲学カフェは専門知識不要!

本記事では哲学カフェが誰にでも開かれている理由について紹介します。 子どもでも楽
しめる場ですので構えずにご参加ください♪
哲学の「入り口」は誰にでも開かれている
「哲学」と聞くと、高校や大学で扱う難しい学問というイメージがあるかもしれません。 で
も、哲学カフェでは難解な哲学者の名前や理論を知らなくても問題ありません。 ブースス
タッフも哲学や倫理の専門家ではありません。 物事を掘り下げて聞くのが好きだったり、
人の話を聞くのを楽しめる。そんなスタッフ達です。 対話のテーマはシンプルで、日常と
地続きのものばかりです。
たとえば「普通って何?」「AIは怖い?」など、身近で、でもよく考えたことなかったかも、と
いう問いのテーマで対話します。 必要なのは「自分で考える」「人の話を聞く」ということだ
けです。
学ぶのではなく「一緒に考える」場
哲学カフェは、講義でも授業でもありません。 ファシリテーター(サポート役)はいます
が、何かを教えるわけではなく、対話が中心です。
ファシリテーターが教えて、来場者が教わる、というものではなく、一緒の方向を向いて
それぞれの考えを共有しながら、考えを深めていくのです。 「誰が正しいか」、「どちらが
間違っているか」という、勝ち負けを決める場ではなく、来場者それぞれの視点を見直す
――それだけで立派な「哲学」になるのです。
専門用語ゼロ。わからないことはその場で共有
わからない言葉や疑問があったら、そのまま聞いてOK。 「それはどういう意味?」「知ら
ない言葉だから教えて」と言えることこそが、哲学的な態度でもあります。 難しく構える必
要はまったくありません。
「本でこう書かれてるから~」、「YouTubeでこう言ってたから~」ではなく、あなたがテー
マに対してどう考えたかが大事なのです。 哲学カフェは知識量や専門用語をぶつけ合う
場ではなく、それぞれの考えを深める場です。
子どもにも大人にも開かれている場ですので、お気軽にご参加ください!